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アゼルリドー城

フランソア1世の治世の初め、先祖代々の城塞を受け継いだジル・ベルトロ (Gilles Berthelot) は城を建て直した。彼は強大な力を持っていた財務長官サンブランセと親戚関係で、華々しい出世の道を歩んだが、やがてサンブランセ (Semblancay) が汚職に問われ処刑されると、ベルトロも同様の疑惑を受け、未完成の城に妻を残して逃避してしまう。
フランソア1世はアントワーヌ・ラファン (Antoine Raffin) に城を与え、その後、フランス革命のさなか自由主義者の貴族シャルル・ド・ビアンクール (Charles de Biencourt) が領地を買収した。彼は中世の名残の部分を取り壊し、ロマンティックな庭園を造った。

入場時のパンフレットより


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