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ポルトガルの名の由来

ポルトは、ポルトガル北西部、ドゥーロ川の河口北岸の丘陵地に広がる。ローマ時代初期、『カレ』と呼ばれたこの街は、4世紀末にポルトゥス・カレの名で知られるようになった。やがてこの呼称はドゥーロ川以北、ミーニョ川以南の地域全体を表すようになり、一方、町の名はポルトが一般化した。
1095年、レコンキスタで功績をあげたフランスの貴族アンリ・ド・ブルゴーニュは、レオン・カスティリア国王から報酬としてポルトゥス・カレ伯領を与えられ、息子のアンリが初代ポルトガル国王となったアフォンソ1世であり、新しい王国はポルトガルと呼ばれるようになった。

講談社刊『ヨーロッパの世界遺産』より


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