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ポルトワインの種類

ポルトワインは、材料の葡萄の色により赤と白があり、細かく分かれ、辛口、甘口とその中間がある。またポルトワインの種類は醸造方法にもよる。樽の中で年月を経たポルトワインは、酸化して熟成し、美しい琥珀色に変わる。ボトルの中で年月を経たポルトワインは、還元により熟成し深紅である。アルコール度数は約20%。

ヴィンテージ(Vintage)
特別すばらしい年のベストワインから選ばれ、樽の中で2年間寝かせた跡瓶詰めされる。そして少なくとも10年間、そして供されるまではそれ以上、瓶の中で熟成する。1974年以来すべてのヴィンテージポルトはポルトガルで瓶詰めされなければならない。

ブランコ(Branco)
赤に比べてあまり知られていない。白色品種の葡萄から作られた酒精強化ワインである。辛口、超辛口があり、食前酒に良い。

ブレンドしたポルトワイン
異なる年の異なるヴィンテージから作られた赤のポルトワインである。ブレンドや経年は、要求される質により異なる。
ティント(Tinto)
最も一般的で、若く力強く、明瞭な赤でフルーティである。
ティント・アロウラド(Tinto Alourado)もしくはルビー(Ruby)
さらに古く、色が濃くフルーティで甘く、異なる年の異なるヴィンテージをブレンドしている。
アロウラド(Alourado)もしくはタウニー( Tawny)
異なる年の異なるヴィンテージでブレンドされるが、木樽の中で年を経る。その色は茶色がかった金色に変わる。瓶詰め後はすぐに飲まれるべきである。
アロウラド・クラロ(Alourado Claro)もしくはライトタウニー(Light Tawny)
前者の最高級品である。

グリーンガイドより


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