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*ポルトフィーノの入江

写真:ポルトフィーノの入江1
以前、イタリアのガイドブックでポルトフィーノの写真をみたとたん、「えっ、ここは一体どこ ? 行ってみたい」と思いました。切に行きたいと思える場所は少ないのです。
実際は、いささか拍子抜け。写真があまりにもゴージャスでパノラミックだったからですが。後になって見ると、実際写真写りがいい所です。

小さな入江に大型クルーザーや漁船が停泊しています。停泊料って、おいくらぐらいなんでしょう。

建物は淡い黄色やピンクですが、「チンクエテッレの町の建物も同じような色彩だった」などと考えていると、夫が「チンクエテッレよりポルトフィーノの方がよい」といいます。世界遺産と高級リゾートを比べるのも変ですが、私もそう思ってしまいました。なぜでしょう。落ち着いた雰囲気が、そう感じさせたのかもしれません。

ときおり、見るからに高そうな服やアクセサリーを身につけた年配の女性たちが通りすぎていきます。

これほど大きなクルーザーが個人の持ち物で、パーティーをやっている人たちが、現実に目の前にいるということも驚きです。きっと、資産は超弩級なのだと想像すると、日本のお金持ちと世界のリッチマンとの距離を感じました。夫曰く、「お金持ちなんじゃなくて、ど金持ち」なんだそうです。そういう、雰囲気、出てますねえ。

庶民も、ど金持ちも混在しているというのに、、お高くとまっているという感じはしません。
洗練された静かな港です。高台からは、入り江がさらによく見えます。チンクエテッレで悪戦苦闘していないで、もっと早く来ればよかったと思ってしまいました。


写真:ポルトフィーノの入り江2 写真:ポルトフィーノ夕景 写真:ホテル近くの海
ピッコロホテルの前の海


レッドガイドの画像ホテルピッコロ

コンチネンタルホテルの前を再び通り、ポルトフィーノを目指します。ホテルピッコロは、この道沿いにあるはずです。
すれ違うのがやっとという海岸沿いの道を行くと、町の中心より手前にホテルがたたずんでいました。
ホテルは、町の中心の駐車場にホテル専用のエリアを持っており、出入口のマシンに入れる駐車券を貸してくれますので、料金はかかりません。

ハンバーガーの画像港の縁で夕食を

写真:ポルトフィーノのレストラン夕暮れになると、レストランには夕食の客が入り始めました。
いったんホテルに戻り、装いを新たに出直して来た客が多いようです。

各店のメニューを検討し、入り江脇にテーブルをしつらえたレストランに決めました。港側はロープを一本張っただけで、多少海に傾斜しています。

料理はそう感激するものでもありませんでしたが、客たちが作り出すこの静かなハーモニーと港の眺めは、他の場所では感じられない一種独特のものです。こういう心地良さは、そうあるものではありません。


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