本文へジャンプ

ホームへリンクする家の画像ホームへサイトマップへ

Imperial Palaces of the Ming and Qing Dynasties in Beijing and Shenyang 世界遺産の頁へ

*明・清朝の皇帝陵墓群

訪れたのは明の十三陵のうちの定陵のみです。それなのに、世界遺産のリストではなんと長たらしい名前がついていることか。いったい、この登録リストに入っている建築物は何でしょう、と調べた結果が以下のリストです。
最初に2000年に登録され、2003、2004と追加登録されて、陵墓は次々と増えているようです。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

北京市 明の十三陵 明の13人の皇帝の陵墓群、陵墓では世界最大
河北省 清東陵 清の5人の皇帝の陵墓群
清西陵 清の4人の皇帝の陵墓群
遼寧省 北陵 後金のホンタイジ皇帝の陵墓
東陵 後金のヌルハチ皇帝の陵墓
永陵 後金のヌルハチの先祖4代の陵墓
江蘇省 明孝陵 明の洪武帝の陵墓
祖陵 明の洪武帝の先祖4代の陵墓
湖北省 明顕陵 明の嘉靖帝の父の陵墓

*十三陵(定陵)

写真:地下宮殿の中2恥ずかしながら十三陵が世界遺産だとは、ツァーで連れていってもらうまでは知りませんでした。十三陵のうち最大のものは長陵ですが、定陵には発掘された地下宮殿(陵墓です)が公開されているのと、掘り起こされた文物の博物館があるのとで訪問者が多いようです。万里の長城の近くにあります。
陵墓の形は前方後円墳。どこかで聞いたことのある墓の特徴に、なにげに仁徳陵を思い浮かべました。

皇帝存命中に墓は造られ、その場所を記した目印も埋められ、目印が見つかったときに地下宮殿の場所もやっとわかったそうです。
地下宮殿は27m下、ぞろぞろ階段を降りていくと、そこには人、人、人で満杯状態。ガイドさんにくっついて進んで行くと、私の背中は誰かの胸にくっついてどんどん押されていくので前へ進むしかなく、同じツァーのメンバーたちともバラバラになってしまいました。地上に出たときに、「人間を見に言ったみたいだった」というと、ツァーの他のメンバーから「中国人と韓国人を見に言ったみたいだった」との声が。ほんと、すごい人数の人でごった返していました。ノイシュバンシュタイン城やシェーンブルン宮殿のように、人数制限をしたほうがいいと思いますね。それにしても、人間のパワーというか活気に浸かって地上に湧き出てきたって感じです。

写真:地下宮殿の中2何気なく観光客があるいている階段の中央には、すばらしい竜の彫刻があります。故宮の建物にも竜の彫刻が施された彫刻がありますが、皇帝だけが通ることを許されていたそうです。
建物の屋根の先には九つの獣の彫刻がついています。数は建物の格を表すそうで、故宮には十一ついているとのガイドさんの説明でしたが、後日故宮で数えてみても十しか数えられませんでした。

写真:纏足

地下宮殿出口

写真:纏足

纏足の小ささにびっくりです

写真:定陵

明楼(The Soul Tower)

写真:ジャカランダの木と白い電話ボックス

定陵の文字が見えます


[ 北京スケジュール ] - [ 十三陵 ] - [ 万里の長城 ] - [ 故宮博物院 ] - [ 薬膳 ] - [ 四川料理 ] - [ 宮廷料理 ] - [ 卒業式後のパーティ ] - [ 北京ダック ] - [ 羊肉のシャブシャブ ] - [ 王府井大街 ] - [ 北京ホテル雑感 ]