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*乗馬日記 ( 11〜20鞍 )

12月2日
11、12鞍
せっかく、休暇をとったのに、なぜか妹が日付を勘違いしていました。朝、電話をすると12月9日と手帳に書いてあるというのです。わざわざ取った休みなので、自分一人で出かけることにし、妹は翌週出かけて、二人の鞍数を合わせることにしました。平日の方が休日より1,000円/回安いし、何かと忙しい妹がチケット有効期間半年以内に使いきるには、たまに私が休みを取った方がいいと思ったのに。

妹がいないので、1時間目は私だけのプライベートレッスンでしたが、2時間目は他の方と一緒で、丸馬場ではなく、初めての角馬場でした。コーチも変わり、「はみ(馬の口に加えさせる)を自転車のハンドルだと思って操作してください」と、何ともイメージしにくい指導でした。
各馬場の角を丸く回るか、四角に近いように丸く回るか。丸馬場で柵に沿って走っているときより、手綱の長さを内側を外側より引いて持つのか。
レッスンが終わった後に馬と上手く折り合いをつけていれば(調子が合ったか)良し。馬に乗せてもらっているのではなく(馬が勝手に動くということです)、乗り手が指示を出し誘導しなければならない。
一つのことを考えると、別のことがおろそかになり、別のことを考えながら乗ると前のことができなくなり。大変。

12月22日
13、14鞍
前回、妹は12月9日に乗馬をする予定でしたが、雪の日になってしまいました。結局彼女は12月16日に変更したのですが、冬の期間は雪になる可能性があるから、おいそれと休暇をとるのも考えものです。春になるまでは休みの日だけにしようと決めました。

妹が前を走って私は後ろです。後ろを走る方が、馬が勝手についていくので楽。でも、これではいけないのよね。自分が馬を導いていかなければ。丸馬場だと各馬場に比べて走りやすいので、馬をコントロールする必要もなくひたすらクルクルクルクル回るだけ。3鞍目に比べるとずいぶんスムーズには立ったり座ったりができるようにはなったけど。

1月13日
15、16鞍
コーチ曰く、「うまくても雰囲気のない人もいるし、技術がなくても雰囲気がある人がいる。雰囲気のある人は、外乗にいって馬に乗ったとたんにそれがわかる。」
これっておわかりでしょうか。
非常に感覚的なことばですよね。もちろん姿勢も大事だし、馬とのコミュニケーションも、ということらしいのですが。

2時間目は見学用のベンチがすぐ近くにある馬場でした。意識するなといっても、何だか人に見られているようで意識してしまいます。鞍数が少ない割には、そう下手には見えないのではと自負しつつ、あっ、鐙から足がずれた。
でも、馬に乗っているときって、タ、ノ、シ、イ。
馬場ではなく、今草原を馬と一緒に走っていると勝手に想像しているときは、特に。

1月26日
17、18鞍
前回、駆歩はまだ未体験ゾーンです、といったせいか駆歩ができるようになるまでの準備段階に入ってきました。尾てい骨と太ももの内側の4点で上半身を支え、手綱はたるまないように背筋でコントロールする、といった具合です。
ん、今日は鐙から足がばらけないぞ、調子いいみたいと思いつつ2時間目に突入すると、1時間目とは別のコーチで馬も変わりました。初めて乗る馬(スカーレット)なので、なんだか乗りづらい。足の裏の重心が外側にかかっていると言われ、そちらに注意を向けると鐙から足がずれてきました。せっかく1時間目はうまく乗れたと思ったのに。

でも、軽速歩で鐙から足をはずして乗る練習のときは、バランスが崩れませんでした。スカーレットが自分のお仕事をしっかりやっていなかった(それほど、スピードがでていなかった)せいかもしれませんが。妹は左右のバランスが崩れてしまい、さらに馬のスピードが乗ってしまったので、ちょっと怖い思いをしたようです。
軽速歩で鞍にお尻がついたときに足で馬の腹を蹴るというのにも挑戦しましたが、立ったり座ったりを交互に繰り返す中でそれをするのは大変です。これが脚を使うということらしい。

2月11日
19、20鞍
サンヨーガーデンで乗馬をやるようになってからは雨になることはなかったのですが、昨日の夜から朝にかけて雨だったので、馬場はぬかるみ水たまり、ブーツを汚さないように地面を選ぶのが大変です。
駆歩には、一体いつたどり着けるのでしょう。相変わらず軽速歩と、軽速歩で鞍にお尻をつけたまま乗る練習です。駆歩でお尻をつけたままの方が、軽速歩でやるより簡単だとのことですが、駆歩で試したことがないので実感が湧きません。いつも右回りだと右回りに対しては違和感は全然ないのですが、左回りになったとたん、体が内側に傾いているようで、均等に鐙に乗っている感じがしません。

ただ一つだけなるほどと思ったのは、鐙から足がはずれないで固定しているときは、足首や膝、股関節や腰といった他の部分が馬の動きに合っているときで、鐙から足が離れないときはそれらの部分がちゃんと動いているということです。
座った瞬間に脚を使うのも、ときどき練習してみましたが、これをやると馬の一歩がずれてしまい、馬の外側の足に合わなくなってしまいます(立ったときに馬の外側の前足に合わせる)。

今回から意識して踵と頭が同じ線上になるように、姿勢に気をつけています。技術がないのを姿勢でカバーしようという思惑です。この線がくずれていると美しくみえないようで、初めて馬に乗った人の写真を見たりすると、踵が前に頭が後ろになっています。

コラム■乗馬は痛い

写真:乗馬クラブの洗面台 今までクラブのトイレに入っても全然気がつきませんでした。『乗馬は痛いと思っていませんか。』という張り紙に。
擦れると痛くなったりするので、オリーブオイルで先にすべりを良くしておくということと、受付に乗馬用の下着がありますので声をかけてください、という内容でした。
前回、前々回と痛かったのですが、それが摩擦のせいだとはわかりませんでした。
わざわざ張り紙されるくらいだから、私だけではないんだ、と安心しつつ、水のレバーをひねるために後ろを向くと、「あら、コットンとオリーブオイルが用意されてる。」早速使ってみましたが、やらないよりはいいけど、ナプキンの方が効果ありそう。
帰りに受付で聞いてみようと考えていたのですが、あいにく男性コーチたちがいたのでやめました。いったい、どんな代物なのかと興味津々。

コラム■馬に人 参

クラブでも小さなバケツに入って100円で馬用の人参スティックを売っています。でも、それだと馬はもっと欲しがるので、最近は人参スティックを持参です。
午前中にレッスンを終えて 馬房に入ると、馬はランチタイムで餌桶の中に顔をつっこんでお食事中です。人を乗せていな馬はすでに食事を終えていますが、私たちを乗せたばっかりの馬は草色のペレットをむさぼり食っています。
「テディ〜」、呼ぶと顔をこっちに向けバリボリバリボリ、「マリオ、この前乗せてもらったんだよね」と人参をあげていると、隣の馬も欲しそうに顔を向けたり前足をコツコツたたいておねだりしたり。ん、テディにあげようとしたら背中をつつく奴が。マリオ、君は人参好きね。
みんな欲しそうに長い首を左右に出している様子は、まるでディズニーランドのハリボテの馬がゆらゆら揺れているようで。
馬って本当に人参が好きですね。りごも好物らしいけど。

コラム■乗馬用の手袋

妹が、「手綱の握り方は軽く小指に引っかけるだけで、ぎゅっと握らないのかと思っていました」とコーチにいうと、コーチからギュッと握るのだといわれました。私も、ぎゅっと握るのは人指し指側で、小指側は軽く引っかけるだけだと思っていました。
妹は、全体的に軽く手綱を持つと思っていたようで、「手綱がズルッとすべっていくのをそのたびに持ち直していた」などと言っていました。
そのとき、コーチにいわれたのです。「軍手を使っているとすべったりすることがあるけど、ライディング用の手袋だとそういうことはありません。」
なるほど、1,300円ぐらいの手袋でしたが、価値があるなと納得しました。でも、イボイボのついた軍手だったら ?
実はこの手の軍手を買ってあるのです。まだ乗馬に試したことはありませんが、手にぴったりしているのは、やはりライディング用にはかなわないでしょうね。

コラム■乗馬用の下着

冬になると腿の辺が寒くなるので、冬用の乗馬ズボンがないのかとネットで検索してみました。膝に革の当たったズボンはよくありますが、お尻に革が当たったものを、以前ネットで見たような気がしたからです。尻部に革当てがあれば、痛くならないのではと思い、調べてみたのです。
インターネットのショップって、客の心理をあまり考えていないのでは。角度を変えた写真をいろいろ表示してほしいのに、クリックすると大きくなりますは、同じ写真が大きくなるだけ。また、平面の写真を見ていても、どんなものなのかよくわからない。人が着ている写真がほしいのに。
一度現物を見ていて、サイズもわかっている人なら躊躇せずとも買えますが、そうでない人には料金や、合わなかったときには返す手間と送料を考えると買うことはできません。
そこで、人込みが嫌いなので滅多に行かない新宿の小田急ハルクのショップに行ってみることにしました。店員によると、尻部に革当てがついているものは、痛いことの緩和にはならないとのこと。その品は見本だけで、注文しなければ現物は手に入りませんし、お店にはないので試着をすることができません。
「乗馬用の下着があるらしいですね」というと、「ありますよ」と見せてくれました。見てびっくり。まるでおむつのデカパンです。大きな大きなパットが前後をカバーしています。「こんなのなら、ナプキンを使えばいいんですよね」という私に、「カタログ注文になりますけど、ありますよ」と、またもや店員が見せてくれました。金額を見た私は、思わず目が点に。7,000〜8,000円だったか、1万円を超えていたか。特殊なジェルを使っているようでしたが。


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