コインブラの街

アヴェイロから南下していくと、コインブラ大学とは川を挟んだ対岸に着きました。ポルトガルのミニチュア建造物を展示したミニポルトガルが見えたので、川を渡れば目指す大学の方面だと気づきました。わかりやすいランドマークがあって良かった。緑の多い落ち着いた大学を中心とした都市といった感。

橋を左折し、できるだけ橋から離れないようにと駐車場を探すと、右手に大きな地下駐車場がありました。上はやはり、広場になっています。あまり広い駐車場だとどこに止めたかがわからなくなるので、地上に出たときに回りを確認して目印を探しました。
ベルギーのゲントでは駐車場の場所を間違って地図上で確認したため、戻ることができずにうろうろした苦い経験があります。それ以来用心深くなりました。
しかし、それでもどちらの方角が大学なのかわからず、人に聞いてしまいました。歩き初めを間違えると大変ですから。

コインブラ大学

コインブラ大学はかなり高い丘の上にあります。広場からは標識があるのですが、結構上らなければなりませんでした。若ければ苦にならないのなと思いつつ、運動不足の誰々だったらこの坂は絶対きついはずと、夫とぶちぶちいっているうちに大学の塀際に着きました。
大学の正門前には車がかなり止まっていたので、ここまで車で来れば楽だったという考えが頭をかすめました。探しながらでは、道を間違っていたかもしれないのにです。

コインブラの後にはトマールで宿泊する予定なので、あまり長居をすることはできません。図書館に入るチケットを手に入れ、時間指定されていたので12時まで待ちました。中に入ると、あまりに豪華な図書館でびっくり。歴史の重みが感じられる、これが大学の図書館とは。

大学の裏手には、カテドラルと教会がありますが、あいにく教会は修復中だったのと、昼休みで入れませんでした。昼は、行きに通り掛かった中華レストランに行くことにしました。1週間もすると和食や中華が恋しくなります。