フィヨルドホースとは

ノルウェーのことを調べていて、フィヨルドホースを知りました。15,000～20,000年前から存在し、ノルウェー西部では少なくとも2,000年間は飼育されており、ヴァイキングたちも利用していたという、サラブレッドとポニーの中間ぐらいの背丈のおとなしい馬で、その由来については三つの説があるようです。

1) 中央アジア、現在のモンゴルからやって来た。
2) ケルティックホースの子孫である。
3) フィヨルドホースの祖先たちは、カスピ海の北、現在のウクライナの平原をさまよっていた。

これらの説は、現代のDNA鑑定による遺伝子調査により、そのうち解明されるのでしょう。

ブリクスダール氷河に行けば、夏の間は馬車で使われているようですが、せっかくフィヨルドに行くのだから、できれば乗ってみたい。
ところが、ノルウェーのサイトよりアメリカやカナダのファームのサイトの方がこの馬に関して詳しいのです。輸出されているような珍しい馬なのに、肝心の母国では情報がなかなか手に入りません。やっと見つけたURLの情報をプリントアウトし、果たして本当に乗れるのだろうか、いや是非乗りたい、まあ行ってみればわかるだろうと模索しながら出かけていきました。

フィヨルドホースについて記載のあるホームページ
URL	説明
www.fjordhestgarden.no	ブライム(Breim)にあり、ブリクスダール氷河にも近いのでここに行きたいと決めていました。ところが、eメールで何回問い合わせても全然音沙汰無しなので、本当に営業しているのか、営業する気があるのか怪しいと思っていました。
www.engjaland.no (このページは2004年2月13日現在アクセスできません。代替ページを探しましたが見つかりませんでした。)	ヴォス(Voss)から近そうだったので、ブライムがだめならこちらに行ってみるつもりでした。
www.bluebirdlane.com/aboutfjords.html	フィヨルドホースの色の種類が写真入りで載っており、非常に参考になったのですが、カナダのファームでした。
ww.nfhr.com	フィヨルドホースについて詳しく書かれていますが、米国のファームです。
www.solvik.no/om_gaarden_eng.htm	トロムソ(Troms)の近くでは、北に行き過ぎていて今回訪れようとしている範囲を超えています。
www.norsk-fjordhestsenter.no	フィヨルドホースの繁殖や広報をしているらしいのですが、肝心の乗馬部分のページは「The page cannot be found」で読めませんでした。
www.nhest.no/index_ie.html	リレハンメルの近くらしいのですが、各乗馬クラブの元締めでしょうか。それぞれのリンクがありますがノルウェー語で、英語のページは紹介ページだけのようです。
www.fjordhestfestivalen.no	ホースショーのページで、フィヨルドホースや宿泊施設の情報もあります。
www.fjordhest.no	フィヨルドホースについていろいろ書かれていますが、ノルウェー語です。
www.fjordstudbook.com	オランダのページのようですが、勇壮なフィヨルドホースの大きな写真が掲載されています。写真を眺めるだけでも楽しい。