オスロ中央駅から西の方角に8分ほどですが、道路を挟んで港が見えます。
メインストリートであるカールヨハン通りからはかなりはずれるので静かですが、さびれた雰囲気がしないでもありません。
ホテルに向かう途中のビルの階段で薬を注射している女の子を見かけたときには、ぎょっとしました。
ホテルは受付カウンターがバーカウンターも兼ねており、グラス類がずらっと並んでいる様は合理的なようでいてなんだか変。
部屋だけではなく、エレベーターまで鍵を使わなければ入れないのは、セキュリティを考えてのことかと、また薬中の連中のことが頭に浮かびました。

いくら禁煙室ではないといっても、部屋に戻るたびに窓を大きく開け放して換気しなければならなかったのは、このホテルだけでした。
2階の部屋で眺めはまあ良かったのですが、たばこの匂いが相当気になりました。
他の部屋はないのかとの問いに別の部屋のキーを貸してくれましたが、あいにく1階の部屋でドアから外に出られますが、他の部屋が窓になっている部分がドアになっているので窓は小さく暗いし、今度は塗り立てのペンキの匂いに参りました。
ノルウェーインナットシェルの周遊バスは、このスタルハイムホテルで20分休憩します。
乗客たちは、即座にホテルの裏の絶景を楽しみに行くのですが、事前に想像したよりは景色に感激することはありませんでした。